リサイクルマーケットに関心のある皆様へ

《昨年の出店者アンケートの結果とその後の取り組みについて》 2005.11.30

 いつもリサイクルマーケットに出店や来場をしていただきありがとうございます。
 ゴミの減量と不要品有効利用を目的に開催してきた当会のリサイクルマーケットですが、大変残念なことに、'04年7月の開催で、出店準備中に品物が盗まれるという事件が起こりました。これを機に、当会では開催方式を見なおす必要を感じ、その年の11月に行なった出店者アンケートの結果などをもとにいくつかの改善を行ないました。
 このアンケート結果についてはすでに運営に反映させている点もありますが、皆さまへのご報告が遅れたことをお詫びし、今回このように公開させていただくことにしました。

2004年11月リサイクルマーケット出店者へのアンケート集計結果(pdfファイル)

<過去1年間の改善と当会の考え>

 別紙のアンケートでの問いのうち、当会が最も重視していたのは7番「満足度について」でした。盗難事件は運営の不備によるものですが、さりとて我々のような貧弱な団体にすべての面で万全な体制を敷くのは困難です。事件の際、出店者の方からは「十分な運営ができないなら開催するな」という趣旨の厳しい言葉もいただきましたが、例えば会場の警備だけでも、十分に行なうにはもともと人手不足の我々では手が足りません。そのために人を雇う・または防犯装置を導入する等すれば、いずれもかなりのお金がかかり、出店料にはね返らざるを得ません。これらの点を考え、出店者の皆さんが「現行の(安い)出店料を優先するのか」「それとも万全の運営のために出費が増えても良いのか」を問うことが必要でした。
 結果は資料に示すとおり、『出店料・内容とも現行程度でよい』が圧倒的多数を占め、『出店料は上がっても良い』は極めて少数でした。この結果はもちろん“全く現行のままでよい”という意味にはりませんが、少なくとも今回の多数意見は“出店料が大きく上がるような運営は望んでいない”という傾向であると言うことができると思います。
 当会では今回の結果が出る前から、可能な範囲で改善を行なうことにし、ここ数回の開催で具体化を図りました。主なものは以下の通りです。

 ◆開店時刻を厳密にし、出店者にはそれ以前の販売をしないようにしていただく
 ◆会場をロープとコーンで区分けし、一般の来場者と出店者が開場前に接触しないようにする
 ◆開場前および開催時間内の場内警備を入念にし、不審な人物や動きは拡声器等で周知する
 (警察には必要に応じ適切な対応を迅速にとってもらえるよう事前に申し入れています)

 もちろんこれだけで十分とは考えていませんが、現在の我々の力ではこの程度が限界であることもご理解いただきたいと思います。我々は今後も「リサイクルマーケット」の場を提供し続けるため努力を続けるつもりです。出店者・来場者の皆様にも是非ご理解とご協力をお願いします。


<運営スタッフが足りません!>
 あらためて皆さんにお願いします。運営スタッフになって下さい!
 我々「リサイクルを推進する会」は慢性的な人手不足の中で毎回のマーケットを行なっています。スタッフはすべてボランティアで、主婦や勤め人をやりながら時間と手間を割いて活動していますが、当日に集まれるのが3人程度のこともある状態です。これではとても十分とは言えません。
 これを読まれている皆さん、もし「リサイクルマーケット」の趣旨に賛同していただけるならば、ぜひ我々と一緒に運営スタッフになっていただけないでしょうか。

 ◇運営スタッフは年齢や資格を問いません。
 ◇運営スタッフは可能な範囲で「リサイクルマーケット」の当日および事前事後の作業に参加していただきます。
 ◇運営スタッフはリサイクルマーケット運営を最優先としますが、支障のない範囲内で自分のリサイクル品の販売
  も可能です。 この場合は出店料を免除します。
 ◇運営スタッフは無給ですが、必要な経費は会から支出します。
  また活動中の事故を補償する「ボランティア保険」に会の経費で加入します。

 ご興味おありの方は、別紙の連絡先までご一報下さい。お問い合わせも歓迎します。一人でも多くの方の応募を心よりお待ちしております。

リサイクルを推進する会
 代表  高野 正子